基礎研修

基礎では、ビジネス全般についての基礎知識を身に着けていきます。MBAエッセンス研修では、実際のMBAプログラムをもとに、ビジネスで必要な経営スキルを習得し、これまでに実務で身に着けた知識の実際のスキルに昇華していきます。当研修によって、マネジャーとして部の全体像を把握し、的確な判断ができる人材を育成します。

MBA エッセンス研修

MBAエッセンス研修
目的 MBA プログラムのコア科目の中から、重要と思われる 8 科目についてそのエッセンスを提供する。コア科目のエッセンスを学ぶことで、マネジメントとは何か、どのように人材を活用すべきなのか、どのように戦略の立案をすべきなのかについて学び、これまでの経験を体系化した知識として修得していく。
期間 12時間(2日~8日)
1日目 経営経済学 身近な具体例をまじえて経済学の基礎知識を解説するとともに、経営者が意思決定をする際に重要となる手法(ゲームモデルによる状況分析やディシジョン・ツリーなど)を用いた選択肢分析について学ぶ。
アカウンティング 会計に関する予備知識がない人でも短時間でアカウンティングのエッセンスが理解できるように配慮しながら、貸借対照表・損益計算書の構成や情報分析などの手法を学ぶ。後半は実際に財務諸表の読み取りを行っていく。
ファイナンス さまざまな投資案件について適切な意思決定はできるような理論的ツールの提供を目的として講義を行う。現在価値、キャッシュフロー、投資評価法などファイナンス理論の基礎知識の習得を目指し、ビジネスにどう活用していくのかについて学んでいく。
オベレーションズ・マネイジメント MBAで学ぶOPMとは、いかにして効率よく価値を生むか考えることである。具体的には、PERT、CPMなどプロジェクト・マネジメントの概念やクロスオーバ分析、損益分岐点分析など様々な手法を学んでいく。
統計学 ビジネスの現場では不確実な事象を確率的にとらえ判断することが不可欠である。統計学を学ぶ意義はこの確率的な考え方と分析の仕方をマスターすることにある。そこで、ここでは「要約」と「推定」という内容について解説していく。
人材マネジメント MBA における人材マネジメントは、いかにして効率的に人材を活用していくかである。ここでは、人材マネジメントの基本的な考え、キーポイント、事業戦略との関係などと併せて人材マネジメントの実例を踏まえた高業績企業における人材マネジメントのあり方を探っていく。
経営戦略 全社的戦略から事業単位における個別戦略まで理論的枠組みを解説した後、実際の経営戦略の立て方を学んでいく。特に実際のケースをいくつ挙げながら、理論を押さえた経営戦略の立て方を考える。そして、競争に勝ち抜く経営戦略の実践的な知識習得を目指す。
マーケティング マーケティングのエッセンスおよびマーケティングを実施するためのプロセスと手法についてケースディスカッションをまじえながら、授業をすすめる。できるだけ実例をまじえ実務的な視点で講義を行い、ここで得た知識をもとに自分の頭で考え、意思決定できるような人材の育成を目指す。