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AIの使い方を学ぶ人は増えているが、仕事に活かせないという悩み

最近、「AIを学ぶ人が増えていますが、実際仕事に活かせていないという悩みは増えていますか?」という質問を受けました。


AIを学ぶ人が増えているのに、仕事に活かせていない…という悩みは増えていますか?」最近、こんな質問をいただきました。

正直に言うと、「AIを仕事に完璧に活かせている」という会社は、まだ多くないというのが私の実感です。

実際、企業からこんな声をよく聞きます。

「ChatGPTやGeminiは使っているけど、調べものに使う程度で、仕事には活用できていない」

「社員がそれぞれ個人的に使っているが、業務が効率化されているかわからない」

それでは、AIを業務に活かすにはどうすればよいかと考えると、主に2つの目的を持ってAIを活用するといいのではないかと思います。

一つ目は単純に「業務を効率化する」使い方。

提案資料・プレゼン資料の作成、動画やSNS記事の制作など、すぐに取り組めて効果が高いものです。プレゼン資料、社内資料、動画、SNSなどの作成はAIで圧倒的に速くなります。これは使い方を学べばどんな企業でもすぐに成果がでるものだと思います。

二つ目は「思考力を高める」使い方。

AIと意見を”壁打ち”してディスカッションし、自分の考える力を伸ばしていくものです。AIを使って思考力を伸ばすことで、結果的には業務の効率化、成果につながっていくと思います。むしろこちらに力を入れてAIを使っていくことで、一つ目の提案資料や社内資料のクオリティが各段に上がると考えます。

日々AIの機能が進化して「今から何をすればいいのかわからない」という悩みもあるかもしれません。でも、この2つの基本的な使い方ができていれば、焦る必要はないかと思います。

業務内容や業種によって効果は異なりますので、それぞれの企業のペースで徐々に導入していけばいいのではないかと思います。

なぜAIを導入しても「仕事が速くならない会社」が多いのか?

なぜAIを導入しても「仕事が速くならない会社」が多いのか?

最近、企業研修でも
「ChatGPTを導入したい」
「AIを仕事に活用したい」
という相談がとても増えています。

一方で、

「AIを入れたのに、思ったほど仕事が速くならない」
「結局、最後は人が全部修正している」
「資料作成時間が減らない」

という声も少なくありません。

なぜ、このようなことが起きるのでしょうか。

私は現在、大学・専門学校で週11科目を担当しています。

以前は、講義レジュメやスライド作成にかなり時間がかかり、
夜遅くまで資料作成をしていることもありました。

しかし現在は、
ChatGPT、NotebookLM、スライド生成AIなどを活用することで、
資料作成スピードが大きく変わりました。

ただ、ここで大切なのは、「AIを入れたから速くなった」

わけではないということです。

実際には、

「何を伝えるべきか」
「どんな順番なら伝わるか」
「相手は何を知りたいのか」

を整理したうえでAIを使っているから、
仕事の質とスピードが上がったのです。

つまり、AIだけでは成果は出ません。

AIを活かすためには、

“考える力”が必要なのです。

例えば提案資料でも、
AIは文章を作ることはできます。

しかし、

・誰に向けた提案なのか
・相手は何に困っているのか
・何を強調するべきか

が整理されていなければ、
AIを使っても「浅い提案」になります。

私はMBA講師として、
これまで5,000人以上にビジネス教育を行ってきました。

その中で感じるのは、
仕事ができる人ほど、

「考える順番」

を大切にしているということです。

だからこそ今後は、
単なるAI操作ではなく、

「AIを使って、どう考えるか」

が重要になると感じています。

AIは、人の代わりになるものではなく、

“考える時間を増やしてくれる存在”

だと思っています。

弊社では、AI×MBA提案力研修を通じて、

・AIを仕事で活かす方法
・提案力を高める考え方
・資料作成の効率化
・AI時代の思考整理

を、初心者の方にもわかりやすく、
実践形式でお伝えしています。

「AIに興味はあるけれど、何から始めればいいかわからない」
「AIを仕事で使えるようになりたい」

そんな方にこそ、ぜひ体験していただきたい内容です。

サクッとスライドだけ作りたい人向け。生成AI提案書作成2時間ワークショップを開催しました

AI研修に何十万もかける余裕はない。でも、せめてスライドくらいサクッと作れるようになりたい

そんなご要望をいただいて、先日**「生成AI提案書作成 超実践ワークショップ」(2時間)を開催しました。

参加者4名、全員がその場で提案資料を完成。これまで半日かかっていた作業が約2時間で形になりました。本記事では、当日の内容と、なぜ「3つのAIを組み合わせる」のかをご紹介します。


なぜ「2時間・サクッと」のニーズが多いのか

ご依頼くださった企業様のお言葉が印象的でした。

「長時間で何十万もかかるAI研修ではなく、スライドの作り方だけサクッと教えてほしい」

このニーズ、実はかなり多いのではないかと感じています。

大企業ではすでに全社的なAI導入が進み、年間数十万時間規模で業務削減を実現している事例もあります。一方で、中小企業や個人事業の現場では、

  • そこまで本格的なAI活用は今すぐ必要ない
  • でも、提案書やスライドだけはサクッと作れるようにしたい
  • できれば追加課金なしで始めたい

という、もっと現実的な温度感のニーズがあります。今回のワークショップは、まさにこの層に向けて設計しました。


当日の内容:3つのAIを組み合わせる理由

スライド作成を「サクッと」やろうとしたとき、1つのツールだけで完結させようとすると必ず壁にぶつかります。たとえば、

  • 構成は良いのにデザインが整わない
  • デザインは綺麗なのに内容が浅い
  • 課金しないと使える機能が限られる

そこで当日は、無料または低コストで使える3つのAIを組み合わせ、次の流れで実践しました。

ステップ役割使うAIの例
① 資料を整理する元情報の構造化NotebookLM等
② 構成を作るスライド全体の骨子作成ChatGPT / Claude等
③ スライドを完成させるデザイン・体裁を整えるスライド作成AI

※ ツール名は2026年5月時点の選定例です。AIは日々アップデートされるため、講座では常に最新の組み合わせをお伝えしています。


結果:AI未経験の方も、その場で資料を完成

参加者4名のうちには、AIをほとんど触ったことがない方もいらっしゃいました。それでも、2時間という限られた時間の中で、全員が実際に使える提案資料を完成させることができました。

特別なITスキルは不要です。手順とツールの組み合わせさえ知っていれば、誰でも再現できます。

参加者の声

「AIは知っていたけど、ここまで実務で使えるとは思わなかった」
「こんなにすぐにスライドが作れるなんて驚きました」


正直にお伝えしたいこと

この研修は「AIを使って業務全体を変革したい」という大規模変革を目指す方には向きません。本格的な業務プロセス改革を望まれる場合は、別の長期型プログラムをご検討ください。

逆に、

  • 明日からの提案書作成を楽にしたい
  • まずは小さく始めて、AIの便利さを体感したい
  • チームに広げる前に、自分が実際に使えるか試したい

という方には、最短で成果を実感できる内容になっています。


講師について

毎週11科目の授業を担当し、常にスライドを作り続けている講師が、現場で磨いたノウハウをそのままお伝えします。教育現場と企業研修の両方で実証されたメソッドです。

「教える」ことを本業にしてきたからこそ、AI未経験の方が迷わない伝え方にこだわっています。


ワークショップの開催について

本ワークショップは、4〜6名の少人数制で開催しています。一人ひとりの手元を見ながら進めるため、置いていかれる心配はありません。

  • 時間:2時間〜3時間(ご要望に応じて調整可能)
  • 形式:オンライン/対面どちらも対応
  • 対象:AI未経験〜初心者の方、提案書作成に時間がかかってお困りの方

ご興味のある方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

【お問い合わせはこちら】

祝・11刷!文系でもわかるビジネス統計入門

弊社の著書『文系でもわかるビジネス統計入門』が、この度ついに11刷となりました!
初版から今日まで、多くの方にお手に取っていただけたこと、心より感謝申し上げます。

(なぜ「文系」の統計本が11刷も続くのか?)
統計学は、今やビジネスパーソンにとって必須のスキルです。しかし、多くの入門書は数式が多く、実務への応用が難しいのが現状です。
本書が11刷というロングセラーになったのは、徹底して「数式アレルギーの方でも、ビジネスの意思決定にどう使うか」という実践の視点を貫いたからだと自負しています。

読者の皆様からは、
「初めて統計を面白いと思えた」
「Excelでここまで分析できるとは驚いた」
といったお声を多数いただいております。

(「わかった」の先にある、本当の課題)
一方で、読者の皆様からこのようなご相談をいただくことも増えました。
「本の内容は理解できたが、自社のデータにどう当てはめればいいか迷う」
「チーム全員でこの思考法を共有し、共通言語にしたい」

本を読んで「理解する」ことと、現場で「使いこなす」ことの間には、まだ少し距離があります。

【新提案】書籍をテキストにした「超・実践講座」のご案内
そこで弊社では、11刷を記念し、本書を「アクション本(実践ガイド)」として活用したカスタマイズ講座の受付を強化いたします。

  • 企業研修向け:貴社の実際の売上データや顧客データを使用し、明日から使える分析手法をワークショップ形式で習得します。
  • 少人数・個人向け:書籍の各章を深掘りし、講師が直接フィードバックを行うことで、統計的思考を血肉化します。

「11刷の信頼性」×「MBAホルダーによる実践指導」で、貴社のデータ活用を一段上のレベルへ引き上げます。


統計は、魔法の杖ではありません。しかし、正しく使えば「勘と経験」に頼らない、強い組織を作る武器になります。
11刷を機に、ぜひ「読む統計」から「使う統計」へ一歩踏み出してみませんか?

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